私が子供時代の18年間を過ごした大好きなふるさと。
長崎県、対馬の中にある、小さな小さな村、その名は“くろのさえ”
子供の頃、遊びに夢中になっていて気がつくとあたりはもう夕闇
でもまだ帰りたくないのに… もうちょっとだけここにいたいなぁ
“くろのさえ”で遊んでた子供の頃は、よくこんな気持ちになったものです。
Bar黒の小枝はそんな気持ちにさせてくれる空間を目指しています。
夕方になると 一日を終えた近所のみんなが徐々に外に集まってくる。
遊びに夢中な子供達、おじいちゃん、おばあちゃん達は、
早めの晩ご飯を済ませ、お風呂から上がって夕涼み。
そして会話を楽しんでる大人達
中には赤ふんどしいっちょの近所のおじいちゃんもいたなぁ(笑)
みんなが和気あいあいと、夕暮れ時を楽しんでいた。
ごえもん風呂が沸く煙突からの香りが、夏には夏の、
秋には秋の草花や空気に混ざり、
季節ごとの夕方の香りを漂わせ、
子供だった私の胸をキュンとさせてくれた。
一日の中で一番大好きな楽園のような楽しい時間、
この今が永遠に続けばいいのになんて思いながら、
夢中になって遊んでた子供の頃。
いつか、自分のお店を持てたら、お店の名前は
“くろのさえ”にしたいとずっと前から決めて
たような気がします。
都会のざわめきや日々の忙しさを忘れ、
「ふるさと」のような、帰りたくなる場所、
ほっとできる場所、そんな心地よいお店を、
人生の半分を過ごした、この第二のふるさと
“大好きな福岡”で作れたらいいなぁと思ってます。
「ふるさと」をコンセプトにした ”Bar黒の小枝 ” へ
足を運んで頂けたら、嬉しく思います。
バーが初めての方も、女性お一人でも、ご年配の方も、
無口な方も、にぎやかな方も、お気軽にお越し下さい。
心よりお待ちしております。
★ 黒の小枝の豆知識 ★
正式な名前は”くろのさえ”ですが、地元の人々の方言では『の』 を 『ん』と言い、
ほとんどの人は ”くろんさえ” と呼んでいます。私もついつい ”くろんさえ” と
言ってしまいます。皆さんもぜひ、そう呼んで頂けたら嬉しいです(^^)